2018年06月11日

第61回 美楽会@横山大観記念館

第61回 美楽会@横山大観記念館
開催しました。
http://taikan.tokyo

IMG_1499.jpg


まずは、一日3回開催しているボランティアの方による
館内説明に参加。
お庭がよく見える客間にて畳に座り、
お庭と部屋の意匠、作品や横山大観について
20分ほどの時間です。


説明して下さった方は記念館と大観に関する引き出しを
たくさんお持ちで、あっという間に時間が過ぎます。

仕方なく切り上げるといった雰囲気でしょうか。


説明の内容は、原稿やこれとこれを話すといった
決まりごとに従った基本の枠組みがあると思うのですが
個人的な感情も頻繁に顔を出す、熱い大観愛を感じた
時間でもありました。

この20分を聞くことにより、記念館がグッと身近に
なりますので是非、時間に合わせて来館してみて下さいね。

ご参加いただいた方と話した感想なども含めて
記念館を楽しむ三ヶ条を出してみました。




大観記念館を楽しむ三ヶ条
・ ボランティアの方の説明を聞く(20分)
・ 季節ごとに来る
・ 気に入った場所に座ってしばらく庭を眺める




さらに楽しむためのプラスワンとして
「習作の価値」をあげておきましょう。


大観は下絵を描かずにいきなり本描きをするため
落款印が押されない(正式な作品でない)習作が
多数ある作家だそうです。

習作というと、一つの作品を作るために
練習したりアイディアを書き溜めたりと
下絵の要素が強いのですが、
大観は気の済むまで何枚も描いた上で、
その中から選んで落款印を押し
正式な作品としていました。

中には1枚に選べなかったのか(笑)
複数枚に落款印が押された作品もあり、
「落款印が押された習作」という少々ややこしい
状態の絵もあるとのこと。

大観の作品に関しては、
「習作は習作にあって、習作にあらず」と
いったところでしょう。

作品にするには納得のいかなかったものが
結果的に習作になっただけで、
すべて作品と言ってもよいのかもしれません。

落款印のある作品は当然、売買されたり、
美術館に収蔵されますから、
おのずと記念館には「習作」が残ることになります。


記念館にいらしたら、「習作の価値」も頭に入れながら
見て下さいね。



【今後の予定】
7/7(土)第62回美楽会 ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション
8/12(日)第63回美楽会 マリー・ローランサン美術館
9/8(土) 第64回美楽会 朝倉彫塑館


お問い合わせはこちらまでお願い致します
美術館コンシェルジュ・牧野真理子
colorful.triplem@gmail.com




〜編集後記〜

本日のランチは、記念館のすぐ裏側にあります
フレンチレストラン「コーダリー」にて。
プリフィスクコースを頂きました。

メイン通りから1本入ったところにあるお店で
隠れ家的な雰囲気。
席数が少ないため、予約することをおすすめします。

記念館での感想など、
歓談しながら食べたメニューは。。。

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蕪のスープ
緑の部分は蕪の葉。色鮮やかです。
スプーンは使わずに、抹茶をいただくように飲みます。
サラッとしたクリームスープに蕪の甘みが溶けています。


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兎肉のパテ
黒にんにくの強い味がパテとよく合いました。


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カサゴのポアレ
表面はカリカリ、中はプリッとしたカサゴ。
もち麦はアサリと共に炊いてあり、黄色い泡立った
ソースにもアサリの出汁がよく出ています。
パンに付けても美味しいソースでした。


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紅玉りんごのサバラン
下に敷かれたりんごのソースがまるでスープのようでした。
甘みを少し抑えれば前菜のスープで出してもいいくらい!
スポンジを口に入れると、紅玉の酸味が生きている
シロップがジュワ〜と口の中に広がります。


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最後、コーヒーと共に頂いたのが
パンダの焼き菓子♪笹の葉添え?!
シャンシャン1歳おめでとうの遊び心に、
一同歓声をあげました。



どちらかというと品格が堅苦しいほうに寄っている
お店かなと感じていたのですが、
パンダ焼き菓子の計らいで、一気に堅苦しさが抜けて
暖かい余韻を感じながらお店をあとにしました。

堅苦しさの抜き方が上手いな〜。
接客というか、雰囲気作りというか、演出に
余裕のあるお店ですね。


フレンチレストラン コーダリー:
http://www.restaurant-caudalie.com


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posted by ひまわり at 21:54| 東京 ☔| Comment(0) | イベントアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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