2017年08月21日

■□■今日の美術館■□■ 十和田市現代美術館。

青森県十和田市にあります
十和田市現代美術館。

2008年4月に開館。

一つひとつが独立した
白くて四角い建物=展示室が
集合体となっている美術館。

すでに出来上がっている作品を
買うのではなく、
コミッションワークと言って
この美術館に展示するために
特別に作家に依頼して作って貰った
作品が常設展示されています。

入口でお出迎えする
看板娘ならぬ、看板作品は
「フラワーホース」。

かつて十和田が良質な軍馬の
産地であったことに因んだ
馬をモチーフにした作品です。

美術館の裏は直ぐに住宅地で
日常の場所にこつ然と姿を現す
不思議な存在。

まさにハレとケ。

美術館に入らずして
日常に存在する非日常が
ありありと感じられる場所であります。


現在は常設展に加えて
横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALLが
9/24(日)まで開催中。

作品にも描かれている
奥入瀬渓谷へは
足を伸ばして実物も見に行きたいですね。

美術館と展覧会の詳細は
コメント欄のリンクより
どうぞ。

十和田市現代美術館:
http://towadaartcenter.com

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posted by ひまわり at 06:44| 東京 ☁| Comment(0) | 青森県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

第51回・美楽会「アルチンボルド展」@国立西洋美術館

2013年4月より始めました
少人数で美術館を楽しむ会
「美術館へ行きましょう」

今まではFacebookでのみ
記事を投稿しておりましたが
アーカイブとして、またブログに
来ていただいた方にも
美術館を楽しむヒントになればと

遅ればせながら第37回から
アップさせていただくことにしました。

どうぞ宜しくお願いします。



今回51回目より「少人数で美術館を楽しむ会」を
呼びやすく「美楽会」(びらくかい)として再出発。
アルチンボルド展@国立西洋美術館を開催しました。

お盆で都内は空いているかと思いきや
上野公園は夏休みで上京している方、
観光客などでかなりの人出。

美術館も展示室はそんなに混んでいないのに
チケットを買うのに長い列ができています。

上野公園内の施設の場合
当日券はJR上野駅構内や公園内のチケット売り場で
殆ど買えますので、利用するといいですよ。

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ランチはアルチンボルドの
花や野菜、植物や動物の寄せ集め絵画よろしく、
お豆腐をベースに丁寧に作られた小さな品々が
寄せ集まった花かご御膳。

見た目も美しく、蒸し暑い日でも
美味しく頂ける口当たりの良いお味です。

さ、そんなランチをいただきながらの
本日の感想をご紹介しましょう。

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●本日のイベント全体で印象に残ったことは?

・「四季」も「四大元素」も一つの部屋で見せていて
その後の解説を裏側で行っていたのが分かり易かった。

・アルチンボルド本人だけでなく、彼が影響を受けた人たちの
画も展示されていたのはとても良かった。
王室と画家の関係の深さも面白い。

・ハプスブルグ家の人たちはユーモアに理解があるな、
考え方や視野も広いのであろう。

・観察力・精巧さが印象にあります。
また常識や枠にとらわれない寄せ絵という手法に
驚かかれました。

・実物を見るまでは、おどろおどろしくて
グロテスクなイメージを持っていたのですが、
目の前の作品は躍動感があり、イキイキとし
時にユーモラスにかわいらしく、愛らしく思いました。

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●「クンストカンマー」とはアルチンボルドの発想の源となった
種々雑多な珍品を集めた博物陳列室ですが
あなたにとっての発想の源や感性を刺激されるモノや場所は
ありますか?

・新しい場所・展示会

・自宅のベランダ前にある小さなテラス。
夏はゴーヤの葉がおいしげり、
そこで木漏れ日と時おり入ってくる風を感じながら、
紅茶を飲んでボーッとしている時に、感覚がゆるみ
研ぎ澄まされます。

・故郷の自然、体験(恋愛)など。
小説・映画、マンガなどにも触発されることもあります。

・花の香、香水、形のあるもの

・世界地図。次どこ行こうかなとか考えます。

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●子供の頃や大人になってからでも、何か集めているモノはありますか?

・切手、怪獣の写真(ウルトラシリーズ)、
カード(仮面ライダーシリーズ)

・リアルなカエルのいろいろ。
・ジャスミンの香りのするもの。

・無意識にあると思う。断捨離しないといけないくらい!

・御朱印
・絵画のポストカード

・時計

ご参加のみなさま、
今日もステキな場を作っていただき
ありがとうございました!

次回第52回・美楽会は9/10(日)
フィンランドデザイン展@府中市美術館です。

個人で自由に展覧会を見た後
ランチを食べながら感想を言ったり、
自分とは違う他の参加者の感じ方を
知ることができる会です。

ご興味ある方はどうぞ
ご予定おき下さいね。


お問い合わせはこちらまでお願い致します
美術館コンシェルジュ・牧野真理子
colorful.triplem@gmail.com



〜編集後記〜

自分1人では見なくてもいい展覧会に入るけれど
他の方の感想が聞いてみたくて参加しました。

見るまではグロテクスなイメージだったけれど
実物を見て変わった。

エッシャーなどのだまし絵を本を子供の頃に見ていて
このような絵には興味がある。

それぞれの想いを持ってのご参加。

あなたにとっての発想の源や感性を刺激されるモノや場所は
ありますか?との質問はアンケートに書いていただいたことを
ランチを食べながらさらに語っていただきました。

みなさん活き活きと語っていただいたのは
言うまでもなく!

大人になってから自分の心の拠り所を
自分の中に持つのは大切なことですね。
そして時々それを思い出すのも忘れずに。

今回はアルチンボルドの寄せ集め絵画にちなみ
ご参加のみなさまが持ち寄って下さった
さまざまな「想い」を感じた時間でした。

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posted by ひまわり at 22:06| 東京 ☀| Comment(0) | イベントアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

■□■今日の美術館■□■ 渋谷区立松濤美術館


渋谷区松濤にあります
渋谷区立松濤美術館。

1981年10月に開館の
区立美術館です。

公立の美術館なのですが
あまり「それらしさ」を
感じないところ。

企画展はバラエティに富んで
いるのですが、
例えば今の時期に夏休みの子供向け
企画を開催していません。

そして建物と展示室含めた館内の雰囲気が
優雅なこと。
郷愁を帯びた優雅さ、でしょうか。

過去の華やかさを保ち続けている
凛とした佇まいの老婦人のようです!

それらは展示室に置かれた
ソファセットや
内装のデザインに現れています。

税金で運営してるのだから
広く区民に受け入れられるように
しなくては、ではなく
こんな美術もあるのですよ、といった
マイナーな展覧会を開催するこもしばしば。

どちらかと言おうと
「新しい価値感」を区民に提供しようとしている
公立美術館にはまれな姿勢をもつ美術館に
見えるのです。


次回企画展は週が開けて8/8(火)〜
畠中光享(はたなか・こうきょう)コレクション
インドに咲く染と織の華が開催予定。

インドを題材にした作品を描く
日本画家・畠中光享氏が蒐集された
染色作品や細密画のコレクション展示です。

美術館と展覧会の詳細は
コメント欄のリンクより
どうぞ。

渋谷区立松濤美術館:
http://www.shoto-museum.jp


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posted by ひまわり at 15:43| 東京 ☀| Comment(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする