2017年10月13日

■□■今日の美術館■□■ 天一美術館

群馬県利根郡みなかみ町にあります
天一美術館。

銀座天一の創業者、
矢吹勇雄氏のコレクションが
収められている美術館で
1997年10月に開館しました。

みなかみ町は戦前より
矢吹氏が山荘を持ち
戦中は家族を疎開させた
縁のある場所。

「道、ここで合ってるのかな?」と
不安になるくらい山奥だったという
印象が残りますが、

「山荘があった」ことを
考えると納得。
山に囲まれた静かな土地です。

館内の作り、庭、そして
展示作品

どれをとっても取り立てて
大きく主張している箇所は
ないのですが
来てよかったなと感じるところ。

鑑賞が終わるとロビーで
ハーブティーを出してくれました。

これだ!

個人美術館であるがゆえの
アットホームさ。

当たり前のようにいつもいる
両親やパートナーや家族や
友人たちの存在がふと、有難く
素晴らしいと感じることと
似ているのです。

元は家族で利用していた
山荘であったことが
美術館になっても
受け継がれているのかもしれませんね。

現在は2018年1月6日まで
「印籠 掌中に宝あり」が開催中。

印籠と、セットで使われた根付。
それぞれのデザインや模様、組み合わせから
見えないところのこだわりを感じられそうです。

年明けは冬季休館に入りますので
お出かけの際は美術館HPで確認を
お忘れなく。


天一美術館:
http://tenichi-museum.com/top/


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2017年10月11日

■□■今日の美術館■□■ 多摩美術大学美術館

東京都多摩市にあります
多摩美術大学美術館。

2000年4月より現在の場所で
開館している美術館。

元は1964年に上野毛キャンパス内に
研究施設として開館し、
利用も学校関係者に限られていましたが、
1982年より一般への公開を始めています。

美大に付属している美術館の特長と言えば
学校関係者の個展やグループ展が多いこと。

現役の方や退官記念といった
教授の個展や
卒業生も含めた生徒の個展、
グループ展です。

知らない方が殆どですが
美術誌に寄稿していたり
どこかで名前を聞いたことがあるぞ、
程度に知っていることがあり、

「そうか、作家さんだったんだ〜」
とあらためて思うのです。

先生=作家という図式がすぐに
頭に浮かばないのですが
美大の先生は殆どが作家や研究者。
(学科によって違いはあると思いますが)

そして生徒については
現役で個展をしているような方は
将来有望、もしくは既に作家活動を
開始していると見ることができます。

コレクターの方はこのような美大生の
展覧会はチェックしていらっしゃるかも
しれませんね。

と、こんな感じで
純粋な作品鑑賞にプラスして
美術家の卵や実は著名な作家さんだった
という人や作品と出会える場でもあるのです。

現在は展示替で休館中。
次回企画展は10/21(土)〜
「あおの韻律」展が開催です。

渡辺達正教授の退職記念展で
銅版画の展覧会になります。

美術館と展覧会の詳細は
コメント欄のリンクより
どうぞ。


多摩美術大学美術館:
http://www.tamabi.ac.jp/museum/

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posted by ひまわり at 06:29| 東京 ☀| Comment(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

第53回美楽会@戸栗美術館

2013年4月より始めました
少人数で美術館を楽しむ会
「美術館へ行きましょう」

今まではFacebookでのみ
記事を投稿しておりましたが
アーカイブとして、またブログに
来ていただいた方にも
美術館を楽しむヒントになればと

遅ればせながら第37回から
アップさせていただくことにしました。

どうぞ宜しくお願いします。



第53回美楽会@戸栗美術館
開催しました〜。

1つの美術館に何度も行き
その美術館の良さを発見しようという
主旨で、今年3回目にして最終回の訪問です。

本日は企画展の担当学芸員である
黒沢さんにた〜っぷり2時間、
ご説明いただきました。

かなり丁寧に対応して下さったので
実は陶磁器にあまり興味がないという方も
説明のおかげで楽しめたと感想を持たれ、

質問も活発に飛び交う
充実の時間となりました。

では、参加者の感想を
ご紹介しましょう。

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●イベント全体で印象に残ったことは?
・「銘」など中国の真似をして、意味も分からず
描いていたと知り、面白いと思いました。

・輸出品としての磁器と生活の中に使われていた磁器の
違いなどが分かり易く興味深かった。

・器はやはり使ってなんぼだと思うので、ジャブジャブ
使いたいです。

・日本の伊万里焼が西洋の磁器に先行しており、大きく影響を
与えたという点に感動しました。

・17世紀と18世紀の伊万里の違いがよくわかりました。

・展示室に向かう階段からすでに展示が始まっているところが
 気持ちをくすぐられます。

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● 学芸員の説明はいかがでしたか
・ とても分かり易くていねいで引き込まれました。

・熱心で丁寧な説明、わかりやすい説明に、
あっという間に時間がたってしまいました。
ありがとうございました。

・とても丁寧で細かいところまで
きちんと答えて下さり嬉しかったです。

・長時間に渡って、とても丁寧に説明していただき
非常に勉強になりました。浮世絵を文献として
捉えている視点が興味深かった。

・丁寧に基本をおさえながら解説していただいたと思います。
キャプションいらずでした。

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●展示室で見た古伊万里の作品がもし家にあったら
飾る以外にどんな風に使ってみたいですか。

・大根の絵のふた付き椀には、ふろふき大根、
鮎の絵の皿には鮎の塩焼き、ふだんの暮らしで
そっと使いたいですね。

・竹のような細長い猪口にプリンを入れて食べたい

・ご飯が食べたい

・猪口、やかんみたいなおちょうし、大盃に
酒を注いで飲んでみたい

・お料理をもりつける器として贅沢に
使ってみたいと思います。


ご参加いただいたみなさま
今日もありがとうございました!


写真は外までお見送りしていただいた
学芸員の黒沢さんもいっしょに記念撮影♪&
ランチの個性的なデザートの数々です。


お問い合わせはこちらまでお願い致します
美術館コンシェルジュ・牧野真理子
colorful.triplem@gmail.com

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〜編集後記〜

「1つの美術館に何度も行き
その美術館の良さを発見しよう」

というコンセプトの戸栗美術館企画。
学芸員の説明付きが参加者のみなさまに
好評でした。

学芸員の説明を聞きながら観る
というのであれば
ギャラリートークが一般的ですが

今回決定的に違ったのは
私たちのグループのためだけに
学芸員がついてくれること。

顔見知りや気心しれた仲間内で
質問や話しながらの鑑賞ができることは
満足度が高い要因ですね。

これは戸栗美術館が設けている
「アートサークル」の会員特典の一つです。

多くの美術館でファンを増やすためや、
寄附を募るために会員制度を設けていますが
その特典はまちまち。

中でも、個人のグループに学芸員を
付けますと謳っているところは
初めてです。

今年は特典を大いに活用して
戸栗美術館に詳しくなりました(^^)。

ご興味ありましたら
美術館HPを覗いてみてください。

戸栗美術館アートサークル:
http://www.toguri-museum.or.jp/art_circle/

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posted by ひまわり at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | イベントアーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする